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    御朱印部活動報告(90) 
    石光寺/大来皇女

    卍『石光寺/大来皇女』

    奈良県葛城市染野387

    吉野かわかみ社中 御朱印部 吉野杉の御朱印帳

    天武天皇の第三皇子であった大津皇子は、4歳の頃に母の大田皇女を亡くしたので、その母の姉である大来皇女とは強い絆で結ばれていました。
    吉野かわかみ社中 御朱印部 吉野杉の御朱印帳
    しかし、後ろ盾の乏しかった大津皇子は天武天皇が崩御されると、持統天皇の子であった草壁皇子との皇位継承争いで、謀反の罪を着せられ誅殺されてしまいます。
    吉野かわかみ社中 御朱印部 吉野杉の御朱印帳
    御朱印には、大来皇女がそのことを哀しみ悼んで読んだ歌が書かれています。(万葉集)
    吉野かわかみ社中 御朱印部 吉野杉の御朱印帳
    い  ふ  明  人  う
    ろ  た  日  に  つ
    せ  か  よ  あ  そ
    と  み  り  る  み
    わ  や  は  わ  の
    が  ま     れ
    見  を     や


    ひとりこの世に生きる私は、明日からは(弟を葬った)この二上山を弟と思って見ることにしようか。
    吉野かわかみ社中 御朱印部 吉野杉の御朱印帳
    儚い歌ですね…。
    吉野かわかみ社中 御朱印部 吉野杉の御朱印帳
    大来皇女は、石光寺にて大津皇子の菩提を弔ったそうです。


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